2012年8月18日土曜日

D'ONT PANIC!

かつてはわりと日常的にどうでもいいような小ネタでちょいちょいブログを書いていたけど、この旅ブログは、旅にでるにあたってわりと真面目に写真とともにいろんな場所のおもしろい話をしようという思いでやってきたし、旅も終わっちゃったので、なかなか記事ができないんだが、一方どうでもいいことも書きたい欲求みたいなのはやはりあって、そのやり場に困っていたんだけど、もうこのブログでいいやってことにしようかと思って、いつでも気が向いたら書けるようにスマホに投稿用のアプリなんかもいれてみて、今それで書いてます。

なので今後はテーマ無しな感じになっていくと思います。

それで早速なんだけど、このダグラスアダムスの銀河ヒッチハイクガイドがキョーレツにおもろかったので大推薦します!SFつーかイギリスのコメディです。

ちなみに、この本についてはまずGoogleで、
「人生、宇宙、すべてのこたえ」
で検索するところから始めてください。

原書読んでないけど、読んでなくてもこれは訳がきっとうまいんだろうなぁ、というのがわかる。最後の、訳者あとがきも面白くて、いままで読んだ訳者あとがきのなかで一番愛すべき訳者あとがきだと思いました。




この本によると、人生、宇宙、すべてのこたえ、は42、なんだけど、著者のダグラスアダムスによると、全く意味のなさそうな数字を選んだ、とのこと、3、や7、だとちょっと意味ありげな数字に人はとらえるので、そうじゃないものを選んだそうだ。

私、4と2の数字のモチーフになっているイヤリングをもっているんだけど、深い意味はなくて単に形がかわいいからそうしていたんだけど、数字や記号に意味をみいだそうとせずにはおれないのが人間の性なのか、自分も単に形がかわいいだけでえらんだことに心のどこかで腑に落ちていなかったんだけど、この本のことを知ったときに、42とは、「人生、宇宙、すべてのこたえ」であり、しかも「意味がない」っていうオーソリティをガツンといただいて、はげしく感動したものです。(笑)

ちなみに、地球の歩き方とはちょっと違って、英語圏で利用されている Lonely Planet という超有名なトラベルガイドは、ライターの署名性が高いのが特徴で、登場人物に「ヒッチハイクガイド」を書いているライターというのが登場するのだが、その彼のスタンスとロンプラのライター達のスタンスがやはり同じで、なんかそういうところが個人的にはヒヒヒって感じでおもしろかったです。

そんなかんなで私にとってとてもパーソナルに愛すべき本になってしまった一冊。

話しのぶっとびかたが、どこか東村アキコ的なのも楽しめます。
すごい天才。ダグラスアダムス。絶賛オススメ。

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