2012年6月8日金曜日

福島


例の漫画のプロジェクト
で、今回は福島に取材に。
これは、南相馬、小高のあたりで、こないだの4月に立ち入り制限が20km圏内から10km圏内になってやっと入れるようになったエリア。
入れるけれど、住んではいけないことになっているらしい。

今回、福島の中通りから浜通りを訪ねてみてわかったのは、たとえば10km圏ぎりぎりのところでも、海沿いはそんなに線量が高くなくて(0.3~0.4μSv/h)(つかそれでも高いけど!)、むしろ中通りの福島駅前や二本松のあたりがもっと高い(1.0μSv/hとか出る)ということ。 わたしが道中測っていて一番高く出たのは、飯舘村(原発から40kmくらいかな?)のあたりで、6.0μSv/hくらいはでてた。

放射線は見えないとかいいますけど、ガイガーカウンター持って、福島をうろついてみて、いやこれ見えてますから!ってすごく思いましたね、今回。
(感度の良いカウンターだと、針がヒュンヒュン振れるんですよ。)

福島で生活している人たちにもいろいろ考え方の違いとか、温度差があって、それだから逆にそれぞれの思いを表しにくくなっていて、核の脅威に全力で不感症になっているような人たち(つらい現実から目をそむけるというか)もいるんですけど、ほんとうにそれでいいのか、たとえば20年後に後悔しないのか、後悔することになったらどうすんだよ、と言いたくても、現地では、そんなこと、言えないんだよね。。。
これが。。。

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